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Minette(ミネット)は住宅街にある隠れ家のような小さな雑貨店です。

ユカワアツコ 銅版絵付け スモールカップ (小鳥と猫) 002-0658

1,944円(内税)

size: 直径約8×高さ約5cm
material: 磁器
生産地・岐阜県 


銅版絵付けのカップ
ユカワアツコさん×丸直製陶所さん

明治時代の窯業生産に多大な変革をもたらしたのは、印刷による絵付けによって手工業的な大量生産を可能にしたことだと思います。?その中でも代表的な技法が「銅版絵付け(銅版転写)」で、和紙に刷られた銅版画を素焼きした器面に写し取る技法です。
写しムラや色ムラが生じやすいこの技法は、現在では限られた工場でしか行われていませんが、現在継続されている銅版絵付けの場合でも、実際には銅版を使用しないことが大半となっています。シルクスクリーン印刷と呼ばれますが、絹などの織り目の細かい布地を版として、布目を通してインクを刷り込む手法を使うのが普通です。鉄筆を使い、手で文様を描く銅版に対して、シルクスクリーン印刷の製版は、原画を写真撮りしたフィルムを使い、布地の版に直接焼き付ける方法で行われるため、手描き職人を必要とせず、忠実に原画の再現が出来るのです。
銅版絵付けの製版をより簡便に行う方法としてはとても有効なシルクスクリーン印刷ですが、ただひとつ欠点があります。布目を通してインクを刷り込む印刷ですから、布目の一マスの寸法より細い線は製版できないということです。
さて、ここで登場するのがユカワアツコさんの細密画です。
イラストレーターであるユカワさんが描く細密画の題材となる動物たち、ことに鳥たちに対する、涙ぐましいほどの執着があります。
ロウで被膜した銅板に、銅版画職人さんがユカワさんの原画を鉄筆で模写し、そのあと酸に浸けるとロウが剥がれた絵柄部分のみ腐食します。鉄筆で描かれる銅版画は、濃淡がすべて斜線で表されることに特色があります。これを凹版として印刷したものが転写紙となります。
次は、この和紙の転写紙を水で濡らし、曲面のうつわに刷毛で貼りつけ、絵柄を転写させるわけですが、丸直製陶所さんは、写しムラを最小限に抑えるその技術においても国内屈指の繊細さを持っています。

◆ユカワ アツコ
一九六七年 宮崎県生まれ。
雑誌編集を経てイラストレーターに。
二〇〇〇年頃から、描く対象が動植物、特に鳥に激しく偏る。
また、一柳敦子として参加するバンド「てぬぐい」でのアコーディオン奏者でもある。

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カップの底部に猫?
         


          




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エッグシェルのうつわの極め付け、カップの底部に透かしを入れました。光にかざすと猫の顔が浮き出てくるのです。
明治の初め頃、ヨーロッパの商人が持ち込んだ珈琲碗が発端となり、長い歳月をかけて生み出された美濃の職人技が、これでもかと積み重なった、とっておきのうつわです。
         


          




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他にもプレートが2種類あります。
         


          





          


          



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